介護職員初任者研修とは

介護職員初任者研修とは、在宅や施設などで働く介護職員の基本を学ぶ研修です。研修を経て、要介護者に対する身体介護ができるようになります。研修の時間は講義と実技を合わせて130時間。介護職員初任者研修と合わせて実務者研修を受講する人も増えています。

現場で働く際に準備するもの

車椅子

小物を入れて運べるナースポーチ

腰に装着できるポケットタイプのポーチです。必要な道具を入れて置き、必要な時にさっと出せるメリットがありますが、身体介護が主な介護職員の場合は危険が及ぶ可能性があるので装着を禁じている施設も見られます。確認してから準備をすることをおすすめします。

連絡ごとを書き留めておけるメモ帳・筆記具

要介護者の様子や、覚書などを書き留めておくために使います。特に、排せつの時間などを書き留めておくと、申し送りの時などに役立ちます。また要介護者との会話を家族にお伝えしたいときなどにも取りこぼすことなくメモが取れるのでおすすめです。もちろん、申し送り時の備忘録としてもメモが役立ちます。

ミニサイズのアルコール消毒スプレー

施設内感染を防ぐために必要です。抵抗力が落ちている高齢者の身体介護前に手に付けておくことを励行する施設が増えています。介護職員が携わる排せつ介護や食事介護の前には必ず消毒をすることで、要介護者が安心して過ごせます。媒介者になりやすい介護職員だからこそ行うべきマナーとも言えます。

介護の仕事を始めたら何が必要?準備するものはこちら

女性

介護職は女性でも働きやすい

介護職は女性が輝ける職場といわれています。女性ならではの感性や気遣いで要介護者が気持ちよく施設や自宅で過ごせるメリットがあります。また、子育てや家事との両立がしやすい職場が中心です。自分が自由に使える時間帯で働くといった働き方を模索することも可能です。また、扶養内で働く・フルタイムで働くというように、給与収入バランスを決められることもメリットの一つでしょう。